注目銘柄

    注目銘柄 2019/8/14 10:48
    (6619) ダブル・スコープ 2期連続の下方修正で大幅安
    ダブル・スコープはリチウムイオン電池用セパレーターの専業で、韓国で生産し、日本、韓国、中国で販売している。昨年は中国で助成金の対象となる電池が安全性重視から航続距離重視となったことが大誤算で下方修正していた。6月中間期の売上は65億円から57億円へ下振れし、営業損益は2億円の赤字予想が24億円の赤字へ拡大、最終損益も5億円の赤字が24億円の赤字へ拡大した。6月以降、米中貿易摩擦の影響で、中国工場でリチウムイオン電池を生産しているユーザーの注文が激減した。

    12月通期売上は175億円から130億円、営業損益は8億円の黒字から26億円の赤字へ、最終損益は3億円の黒字から30億円の赤字へ下方修正した。EV需要拡大に向けて生産ラインの拡充を進めてきた結果、新しい販売ルートである欧州EV向けが第4四半期以降本格出荷されるという前提だが、最低線を確保したに過ぎない。

株式情報更新 (4月28日)


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