☆今日の人気テーマ・ベスト10(4月12日後場時点)
1 5Ｇ注目株
2 5Ｇ基地局
3 ゲノム編集
4 バイオベンチャー
5 リチウム空気電池
6 新紙幣特需期待の有望株
7 宇宙ビジネス　電波望遠鏡
8 無人レジ
9 ブロックチェーンの衝撃
10 自動運転　完全自動運転へ


アセットアライブが集計する「株式情報テーマ」ランキング(4月12日時点)では、「ゲノム編集」が3位に急上昇した。また、「5Ｇ」がキーワードのテーマは昨日に引き続きトップ2を維持。5位の「リチウム空気電池」は徐々に閲覧数が上昇。10位の「自動運転 完全自動運転へ」がトップ10にランクインした。


4月12日に政府はゲノム編集を人の受精卵に使用する臨床応用について、法律で規制する検討に入ったと報じられている。ゲノム編集をした受精卵を支給に戻すことを禁止する見通しとしている。


ゲノム編集は最先端の遺伝子改変技術。内閣府の生命倫理専門調査会は、基礎研究に限って、ヒト受精卵のゲノム編集を認めた。特定の能力を高めた人間や、希望通りの容姿が作れるとされており、倫理面での制約は多いが、一方で難病治療への期待も高まっている。基礎研究では受精卵が育つ段階で、遺伝子を観察し、その後は確実に廃棄することが条件。

厚生労働省は、ゲノム編集した食品は、従来の品種改良と同じとして、安全審査なしで届け出による流通を2019年夏にも解禁する方針。健康に効果のある野菜や果物の登場が期待されるが、ハウス食品グループ本社など大手は、消費者に受け入れがたいとして、消極的な姿勢をみせている。遺伝子組み換えでは外部の遺伝子を取り入れる手法で安全性に不安があるが、ゲノム編集は対象作物の遺伝子自体を改変するため、安全性が高い。


ゲノム編集関連銘柄としては
2160 ジーエヌアイグループ
2191 テラ
2342 トランスジェニック
2369 メディビックグループ
2372 アイロムグループ
4557 医学生物学研究所
4563 アンジェス
4564 オンコセラピー・サイエンス
4593 ヘリオス
4974 タカラバイオ
4979 リプロセル

などがある。