株テーマ:廃プラ再生の関連銘柄
2026年4月に政府が重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに官民で1兆円規模の投資を行う方針と報じられた。この報道を受け、株テーマ「廃プラ再生」関連株のランキングが急上昇するなど注目が集まっている。
プラスチックでは「需要家であるメーカー側も支援して再生材の利用を促す」「ペットボトルなどは一定割合の再生プラスチック利用を2028年度までに段階的に義務付ける」方針としており、廃プラ再生技術を持つ銘柄の今後の動向が期待される。
■廃プラ再生の注目銘柄
・4651サニックスホールディングス
産業廃棄物系プラスチックの燃料化を目的とした工場を全国に15工場展開する。大きさや形が様々な廃プラスチックを細かく破砕することで、石油・石炭などの代替燃料として再生する。
・7375リファインバースグループ
廃プラスチック再生事業の取組発展へ、2026年7月にポリオレフィンリサイクル事業を立ち上げ。2028年6月期には売上高10億円規模の事業化を目指す。
・9247TRE 廃プラリサイクルに参入
一般廃棄物・プラスチック容器のリサイクル事業に参入し、2029年に売上高13億円を目指す。
・6347プラコー
プラスチック成形機事業やプラスチックリサイクル機器販売・廃プラスチックのリサイクル活用などのリサイクル事業などを展開する。
サントリー HD、東洋紡、レンゴーは共同で廃プラ再利用のための新会社「アールプラスジャパン」を立ち上げた。サントリー食品インターナショナルはペットボトルを100%再生に挑み、グループで500億円を投資する。東洋紡はペットボトルから再生した原料を包装フィルムに再生し、レンゴーは生分解性セルロース素材など、植物由来の素材を開発している。使用済みのレジ袋や食品トレーなども樹脂原料へ再生する
プラスチック容器包装リサイクル推進協議会やプラスチック循環利用協会が活動しているが、品質や調達などの課題もあり、再生プラスチックの利用は伸び悩んでいる。
・廃プラを化学原料に再利用
出光興産が原油分解装置で、廃プラからエチレンなど化学製品の原料を取り出す技術を開発し、2022年度の事業化を目指す。
・旭化成はシャンプー容器、三井化学は食品包装用フィルムへの再利用を目指す。日本製鉄は廃プラをコークス原料とするほか、樹脂にも再利用する。
・ライオンは、使用済みペットボトルを原料とする再生プラスチックを100%使用した衣料用洗剤「トップ」を投入した。














