株テーマ:ゲーム・動画配信の関連銘柄

●経産省のEC市場調査によると、2019年のオンラインゲーム市場規模は1兆3914億円、動画配信市場が62.8%増の2440億円へ急拡大しており、若年層で定額配信が定着してきた。巣ごもり消費により2020年も拡大中。


ニンテンドースイッチの「リングフィットアドベンチャー」が、新型コロナウイルスの感染拡大で、自宅で手軽に行えるフィットネスゲームとして人気化している。「リングフィットアドベンチャー」は昨年10月に発売され、冒険しながら60種類のフィットネスを運動できるゲーム。中国で生産しているニンテンドースイッチは生産や出荷の遅延が続いており、「リングフィットアドベンチャー」の出荷も遅延しているため、世界中で品薄状態となっており、アマゾンでは定価の2倍以上の180ドルで売られているほどの人気となっている。

また、家庭用ゲーム機や動画配信サービスの定額制(サブスクリプション)サービス利用も増える。スカパーの3月加入件数は1万2646件の純増となった。位置情報を活用するスマホゲーム「ポケモンGO」ですら、在宅向けコンテンツを増加させ、外出して距離を稼いだり、複数のポケスポットを巡回する機能を縮小している。

ファミ通のゲームソフト・ハード売上ランキング6月速報によると、任天堂のスイッチ向けソフト「あつまれ どうぶつの森」が31万9301本となり、4ヶ月連続で首位。発売から3ヶ月で累計500万本を突破した。4位の「リングフィット アドベンチャー」は累計100本、5位の「マリオカート8デラックス」も累計300万本を突破した。ゲームソフトの売上本数全体では任天堂が85万8000本と、2位のソニー26万7000本を引き離している。

ハードでは品薄状態のスイッチが、2機種合計で29万6000台で、累計1400万本を突破した。ハード・ソフト市場ともに巣ごもり需要で4ヶ月連続プラスと好調を維持しており、7月も人気シリーズの新作が発売予定で、生産や流通網の復旧で好調が続くと見られる。


将棋の藤井七段が初タイトルを17才で獲得したことが、国民的な話題となり、サイバーエージェントのアベマTVでは将棋番組の視聴が急増した。

コロナ禍で出演機会を失った芸能人がユーチューバーに転身することも多く、ユーチューバーの制作サポート事業のUUUMも注目される。


●米ネットフリックスの2020年4-6月売上は25%増の61億ドル、純利益は2.7倍の7億ドルと好調だった。巣ごもり需要で動画配信サービスが伸びているが、1-3月期の1577万人増から4-6月期は1009万人と伸びが鈍化しているる。全世界の有料会員数は1億9295万人と2億人の大台に迫っている。7-9月期は250万人増との見通し。巣ごもり消費で日本の有料会員数は1年間で300万人から500万人に増加し、2021年2月には主力プランを最大13%値上げし、月額1490円とした。

●Paravi(パラビ)は、TBS HD、日本経済新聞社、テレビ東京HD、WOWOW、電通、 博報堂DYメディアパートナーズが共同出資し、2017年7月に設立した動画配信サービス。

●ソニーは、世界で7000万人の顧客をもつ米アニメ配信大手のクランチロールを買収するため、AT&Tと交渉に入った。買収規模は1000億円。また米ピュア・フリックスも買収した。



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