エーザイの内藤晴夫CEOは、7月に米国でフル承認を取得した早期
アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、米国における現時点でのレカネマブの累計投与患者数は約800人2023年度中に米国で1万人の患者に投与することで、売上高100億円を目指す方針を示した。
レカネマブは、
アルツハイマー病の原因となると考えられているアミロイドβを除去する経口薬である。2023年7月に米国で正式承認され、日本では23年内の薬価収載を見込み、即発売を予定しているとした。また、レカネマブは、認知機能の低下を抑制する効果が期待されていることから、今後も投与患者数の拡大が見込まれるとの見方を示した。