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    2023/2/14 10:38
    (5218) オハラ リチウム空気電池の劣化を抑える技術を開発
    オハラは、物質・材料研究機構やソフトバンクと共同で、リチウム空気電池の劣化を抑える技術を開発した。リチウム空気電池(金属リチウム空気電池)は、金属リチウムを負極とし、空気中の酸素を正極に取り組む仕組みで、リチウムイオン電池より軽量でありながら、理論重量エネルギー密度は10倍以上とスペックが高い。研究チームは、リチウムイオン電池の2倍超のエネルギー密度を達成したが、10回ほど充放電すると8割以下に下がるのが課題だった。

    正極と負極の間に固体電解質の薄膜を入れると劣化を抑え、充放電を20回以上繰り返しても容量は約8割を維持したという。物質・材料研究機構」は、カーボンナノチューブ空気極により超高容量なリチウム空気電池を開発し、従来のリチウムイオン電池の15倍に相当する極めて高い蓄電容量を実現している。リチウム空気電池の早期実用化への期待が高まっている。オハラは、全固体電池の原料として期待されているリチウムイオン伝導性ガラスセラミックス(LICGC)などを製品化している。

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