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    業務提携 2022/7/5 10:28
    (6310) 井関農機 「アイガモロボット」の開発に取り組む有機米デザインに出資
    井関農機は、田んぼの自動抑草ロボット「アイガモロボット」の開発に取り組む有機米デザインに2億円を出資した。アイガモロボットは、代掻き(しろかき)後の水田を自律航行して、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮り、土の物理性に影響を及ぼし、水面下にある雑草の生長を抑制する。除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくることで、除草にかかっていた労力を大幅に削減できる。

    井関農機が国内のベンチャー企業に投資するのは初めてだが、有機栽培をはじめとした環境負荷の低い農業に向けた農機開発や地方都市との連携などの面で共通点が多く、開発販売で業務提携していた。様々な条件の異なる33都府県で、量産へ向けた実証実験を210台体制で行っている。

    井関農機は電動農機にも参入し、2022年末に小型の芝刈り機を欧州で発売する予定となっている。EUが2032年までにディーゼル公道走行の農機を禁止する方向で、まず欧州の地方自治体をターゲットとしている。24年には量産体制を整える。

株式情報更新 (5月6日)


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