株テーマ:AI開発の関連銘柄
株式市場で注目されるAI(人工知能)関連銘柄一覧。AIは、コンピューター自らが物事の特徴を突き止め、認識するディープラーニング(深層学習)とIoTやビッグデータとの組み合わせで飛躍的に進化する。今後は人間のようななめらかな翻訳の実現、人との対話、感情理解、自動運転などを実現する不可欠な技術となる。注目のAI関連銘柄を一覧でまとめ。
ALBERTは、深層学習(ディープラーニング)に強く、AI実装の投資が見込まれる自動車、製造、通信・流通、金融を重点に推進しており、トヨタ自動車やファナックが出資している。新型コロナウイルスのクラスター班に対し、ビッグデータ分析とアルゴリズム開発のための人的支援も開始した。
PKSHA Technologyも深層学習などのAIアルゴリズムに強く、HEROZは将棋AIソフトの開発で有名。
ブレインパッドは、顧客企業の経営全体・事業全体に関わるテーマが増加し、受注案件の大型化・長期化などで受注が好調。
FRONTEOは、人工知能「KIBIT」や自然言語処理に基づく「コンセプトエンコーダー」などの導入数が増加。武田薬品と創薬支援AIシステムを導入するライセンス契約を締結。共和薬品とは世界初の会話型認知症診断支援AIを共同開発しており、2021年からの治験開始を目指している。
ブロードバンドタワーは、企業内の問い合わせ応答業務を支援するAI自動応答エンジン「QuickQA」や会話文から書籍まで様々な文章を要約・分類するAI自動要約エンジン「QuickSummary」を展開する。
ロゼッタはAI自動翻訳サービス「T-400」の好調などで急成長期に突入。データセクションはAIを活用したサービス展開を推進し、店舗内カメラデバイスの解析による小売店支援ツール「FollowUP」などを展開。ルネサスエレクトロニクスはデータ処理が高速で、消費電力も抑えることができるAIチップの開発を進める。