3月11日に4月通期純利益を43億円から49億円に上方修正したものの、進捗率が86％に達していることから、さらなる業績上振れが期待できる。家電量販店向けや中国向けの美容機器が大きく伸びている。中国では電子商取引サイトを中心に美顔器が好調で、国内では肌に光を照射してムダ毛を目立たなくする「レイボーテ」シリーズの人気が続いている。「レイボーテ」シリーズは、ムダ毛ケアができる幅広い波長域の特殊な光「レイボーテフラッシュ」を全機種に搭載しており、10万円近い高額ながら支持を集めている。

中国を含む海外事業の売上は約3割で、新型コロナの感染拡大で、上海でロックダウンが行われるなど、外出制限が影響する可能性もあるが、コロナ慣れした国内も回復が顕著となっている。