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    上方修正 2021/10/28 13:48
    (6503) 三菱電機 素材価格上昇が減益要因も為替や受注・構成変動などで上方修正 株価は下落
    三菱電機は2022年3月期の営業利益を2600億円から2800億円と7.6%上方修正した。素材価格上昇の影響で200億円の減益要因とするも、為替で210億円、受注増減・構成変動などで190億円の増益になる見通し。

    また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は124.6%増の1378億円となった。FAシステムや空調機器を中心にコロナ禍前の水準まで回復した。

    主なセグメント別では、交通や電力事業などの重電システムの営業利益は21.3%減の206億円。国内発電関連需要の減少や鉄道各社の設備投資計画の見直しの動きなどが影響した。

    FAシステムや自動車機器事業の産業メカトロニクスの営業利益は555億円(前年は17億円)。FAシステムは半導体・電子部品・スマホなどの設備投資を中心に需要が拡大。自動車機器は新車販売台数の増加で受注が増加した。

    家庭電器の営業利益は64.2%増の583億円。テレワークの定着で家庭用空調機が好調。業務用も設備投資が回復傾向。欧米でも増加した。

    三菱電機の株価は1.6%安の1571.5円で推移している。

株式情報更新 (5月2日)


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