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    上方修正 2021/8/4 12:43
    (8053) 住友商事 当期利益を26.1%上方修正 資源価格上昇などが追い風
    住友商事は2022年3月期の当期利益を2300億円から2900億円と26.1%上方修正した。経済活動の再開による収益増や資源価格の上昇なども追い風で増益となる見通し。

    また、2022年3月期第1四半期(4-6月)の四半期利益は1073億円となった。ボリビア銀・亜鉛・鉛事業の販売数量増加などが寄与した。

    セグメント別では、金属事業の利益は72億円(前年は0)。海外スチールサービスセンター事業や北米鋼管事業が増益となった。

    輸送機・建機事業の利益は145億円(前年は▲94億円)。前年のインドネシア自動車金融事業での損失計上の反動やリース事業、自動車関連事業が増益となった。

    インフラ事業の利益は42.9%減の69億円。電力EPC案件がピークアウトしたことなどが影響した。

    メディア・デジタル事業の利益は9.3%増の176億円。国内主要事業会社が堅調に推移した。

    生活・不動産事業の利益は179%増の176億円。不動産事業での大口案件や欧米州青果事業で米国市況の回復から増益となった。

    資源・化学品事業の利益は471億円(前年は▲595億円)。前年にマダガスカルニッケル事業で減損損失を計上した反動や資源価格が高値で推移したこと、化学品トレードなどが堅調に推移したことなどが寄与した。

    住友商事の株価は0.23%高の1541円で推移している。

株式情報更新 (4月23日)


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