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    決算 2021/5/13 12:46
    (3407) 旭化成 自動車向けや住宅の増益などで、22年3月期の経常利益は10.1%増を計画 株価も上昇
    旭化成の2021年3月期経常利益は3.2%減の1780億円となった。通期は1650億円を計画しており、計画を上回った。

    セグメント別では、繊維やケミカル、リチウムイオン二次電池用セパレータなどのマテリアルの営業利益は28%減の655億円。新型コロナの影響で第1四半期に自動車向けの減少や石化製品市況の影響を受けるも、第2四半期からは業績が回復した。

    住宅は12.6%減の635億円。建築請負やリフォームで消費増税や新型コロナの影響を受けた。

    ヘルスケアは55.4%増の676億円。人工呼吸器が大きく伸長した。

    2022年3月期は10.1%増の1960億円を計画する。マテリアルは自動車向けや石化製品市況の回復などで増益、住宅は株式を取得した豪州企業の連結や各部門の堅調な推移で増益を見込む一方、ヘルスケアは人工呼吸器の需要が一段落する見通し。

    旭化成の株価は66円高の1221円で推移している。

株式情報更新 (5月18日)


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