明治 HD傘下のKM
バイオロジクスは、国立感染症研究所と共同で進めている新型
コロナワクチンの
治験を開始する。KM
バイオはアストラゼネカから供給されるワクチン原液を製剤化し、国内供給することも受託しているが、ウイルスを不活化した従来型ワクチンも開発しており、3月から
治験を開始する。日本のワクチン開発は周回遅れと言われるが、リスク管理上国産ワクチンが必要なことから、厚労省は塩野義アンジェス、KM
バイオ、第一三共を対象に膨大な
治験費用を補助している。
KM
バイオは2023年の実用化を目指しており、半年間で3500万回分のワクチンを製造できる設備も整える。