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    上方修正 2021/2/3 14:05
    (8031) 三井物産 鉄鉱石価格の上昇で金属資源を中心に増益 当期利益を50%上方修正
    三井物産は当期利益を1800億円から2700億円と50%上方修正した。鉄鉱石価格の上昇で金属資源セグメントを350億円上方修正。複数セグメントでも事業環境や市況改善で回復し、増益となる見通し。

    また、2021年3月期第3四半期(4-12月)の四半期利益は40.6%減の1989億円となった。4-9月の53%減より改善した。

    主なセグメント別では、金属資源の利益は43.4%減の769億円で4-9月の30%減より悪化した。豪州石炭事業で販売価格が下落したことなどが影響した。

    機械・インフラの利益は42.4%の352億円で4-9月の36.7%減から悪化した。自動車や建機・産業事業、鉄道関連などが減益となった。

    化学品の利益は95.1%増の324億円で4-9月の127.6%増からは減少した。北米事業の保険金収入の計上などが寄与した。

    エネルギーの利益は72.2%減の267億円で4-9月の▲37億円から改善した。生産量の減少や原油ガス価格の下落などが影響した。

    生活産業の利益は▲4億円で4-9月の▲119億円から改善した。外出規制や店舗閉鎖、外食産業向けの業務用食材の需要減などが影響するも、4-9月からは改善した。

    三井物産の株価は30円高の1971円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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