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    決算 2021/2/1 16:43
    (6971) 京セラ 4-12月の営業利益は54.7%減 1-3月は5G関連や半導体向け需要を予想
    京セラの2021年3月期第3四半期(4-12月)の営業利益は54.7%減の429億円となった。4-9月の60.1%減より改善した。通期は25.1%減の750億円を計画しており、進捗率は57.2%となっている。第1四半期を底に業績が回復傾向で、第4四半期は5G関連や半導体市場向けの需要などが予想されるとしている。

    主なセグメント別では、産業・自動車用部品の事業利益は23.7%減の124億円で4-9月の47.7%減から改善した。自動車向けディスプレイなどは減収も、M&Aや半導体製造装置用ファインセラミック部品の増加などが寄与した。

    半導体関連部品の事業利益は15.2%減の194億円で4-9月の16.5%減からは減少した。車載向け有機多層ボードなどは減少するも、5G対応スマートフォン向けのセラミックパッケージ需要は堅調に推移した。

    電子デバイスの事業利益は54.3%減の166億円で4-9月の65.5%減から改善した。自動車向けなど主要市場で需要が減少した。

    京セラの株価は61円高の6760円で推移している。

株式情報更新 (4月19日)


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