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    注目銘柄 2021/1/21 10:19
    (6752) パナソニック  HD 新型コロナウイルスのワクチン輸送・保管向けの保冷容器(フリーザー)を開発
    パナソニックは新型コロナウイルスのワクチン輸送・保管向けの保冷容器(フリーザー)を開発した。ファイザー製はマイナス70度、モデルナ製はマイナス20度での管理が必要だが、保冷剤の種類を変えることで両方に対応できる。マイナス70度の場合、ドライアイスを使って18日間保持できるようだ。パナソニック産機システムズでは、業務用冷凍冷蔵庫を手がけており、冷蔵庫に使われる真空断熱の技術を応用した。

    ワクチンに特化した専用フリーザーの開発は進んでいるが、実際に国内接種が始まると大量に必要となる。沼津市のエイディーディーは1台で1万回分のワクチンを貯蔵できるフリーザーを開発したが、大量生産できず、パナソニックのような大企業の参入は安心感を与えそうだ。ドライアイスの温度はマイナス79.8度で、長期保管が難しいが、超低温フリーザーがあれば保管が容易となる。

    なお、ツインバード工業はワクチン保冷庫の月産を10倍増としたことで大幅高となっている。3月中旬までに約1万台を生産する。

株式情報更新 (4月26日)


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