鈴与シンワートの2021年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は▲0.55億円となった。4-6月の▲0.82億円から改善した。通期は11.2％増の4.1億円を計画している。

新型コロナウイルスの影響で一部顧客での投資先送りや抑制などがあった他、対面営業の制限や商談のクロージングに時間がかかり、納期が第3四半期以降に延期された案件もあったとしている。

セグメント別では、情報サービス事業の利益は29.2％減の3.5億円。4-6月の73.1％増から減少した。パッケージソリューションサービスで納期が第3四半期以降に延期されたことが影響した。この影響は第3四半期中に解消される見込みとしている。

物流事業の利益は60.4％増の2.51億円。4-6月の74.8％増からは減少した。倉庫事業で飲食業界が低調で業務用食品などの扱いが減少した。

鈴与シンワートの株価は128円安の2480円で推移している。