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    決算 2020/5/18 16:04
    (6752) パナソニック  HD 20年3月期営業利益は28.6%減
    パナソニックの2020年3月期営業利益は28.6%減の2937億円となった。通期は27.1%減を計画しており、計画を63億円下回った。減販損の影響が大きく、事業構造改革費用もあり、減益となった。

    アプライアンスの営業利益は35%減の557億円。欧州を中心としたテレビやデジカメ販売の苦戦や構造改革費用の影響などで減益となった。

    ライフソリューションズの営業利益は178.3%増の1798億円。実質増販益や合理化、住宅関連事業の譲渡益などが寄与した。

    コネクテッドソリューションズの営業利益は2%減の922億円。アビオニクスや中国の市況低迷でプロセスオートメーションなどの減収が影響した。

    オートモーティブの営業利益は▲466億円(前期は▲121億円)。車載機器の開発費増加やのれんの減損などが影響した。

    インダストリアルソリューションズの営業利益は93%減の46億円。メカトロニクスの苦戦や海外市況悪化によるコンデンサの販売減、半導体事業の減損損失の計上などが影響した。

    2021年3月期の業績予想は未定としている。2021年3月期第1四半期における新型コロナウイルスの影響は、需要面では自動車・航空業界などの市況低迷や各国の外出制限などで影響が中国以外にも拡大。供給面では中国でのサプライチェーンの課題は解消しつつあるが、アジアなどでロックダウンによる工場停止の影響が生じているとしている。

    パナソニックの株価は16.4円高の809.5円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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