注目銘柄

    決算 2017/9/11 15:10
    (2301) 学情 前年比減益率が縮小。自社株買いも実施
    学情の11-7月期経常利益は11.3%減の10億円、純利益は0.6%減の8億円となった。
    進捗率は62.2%。

    2018年3月卒業予定学生の就職シーズン前半において、一部の企業で採用スケジュールの枠組みを逸脱したPRが行われ、学情の各商品では対応しきれないケースが続出。学生の選考が解禁となった6月以降は1人の学生に重複して内々定が出せるケースが増加したことで選考自体が相次ぎ、追加で募集を行わざるを得ない企業のニーズを捉えたとしている。

    [AD]
    また、発行済み株式総数2.7%を自社株買い。40万株、6億円。取得期間は9月12日~1月31日。

    自社株買いとは、株式市場から過去に発行した自社株式を自らの資金を使って買い戻すことをいう。自社株買いを行うと、発行済み株式総数から自己株式数が除かれるため、1株あたりの利益が増加する。流通する株式数が減ることから需給関係がタイトになり、株価の上昇にもつながる。

    学情の中間期時点の経常利益は28.9%減の4.2億円、純利益は18.1%減の3.3億円、進捗率は24.8%。早期から採用しようとするニーズに対して「就職博」「あさがくナビ」などを中心に販売活動を展開したものの、ベンチャー企業や準大手中堅・中小企業などで採用スケジュールの枠組みを逸脱し、早期からPR活動が活発に行われ、対応しきれないケースが続出。国や公共機関から受託する雇用対策事業の縮小の影響を受け減益。

株式情報更新 (4月29日)


会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方