三菱電機がオランダ
鉄道へ納入するのは初めてとなる。欧州では昨年9月にドイツ
鉄道から高速
鉄道車両電機品を30億円で受注していた。三菱電機ヨーロッパに交通システム部を設置し、交通システム事業の欧州向け売上高比率を海外全体の5%から20%へ拡大する目標を立てているが、成果が出てきた。
今回の案件は2014年度の欧州
鉄道車両入札では最大級で、スペインの
鉄道車両メーカー「コンストルクシオネス・イ・アウクシリアル・デ・フェロカリレス」が新型車両を納入する。三菱電機の小型・軽量化や回生ブレーキによる省エネ性が評価され、大量受注につながった。プロパルジョン機器と呼ばれるモーター駆動系の電機品。