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(8113) ユニ・チャーム 中国でペットフード工場を本格稼働へ、売上比率を30年までに2割に引き上げ
(8113)ユニ・チャームは中国市場の拡大を見込んで、現地ペットフード大手JIA PETS(ジア・ペッツ)との提携を強化し、江蘇省で新工場を2025年に本格稼働させる計画だ。現在中国事業におけるペット関連商品の売上比率は約1%だが、生産能力を順次拡大することで2030年までに20%前後に引き上げたい考えである。
この工場建設では、ユニ・チャームが資本参加比率で約40%超を出資するJIA PETSと共同で実施し、総工費の約半分にあたる100億円以上を負担する見込みだ。生産から供給までの体制を強化し、巨大な中国ペットフード市場(日本の2倍以上の規模)において、生理用品や紙おむつと肩を並べる新たな収益の柱に育成する狙いだ。
2025年12月期決算予想は、売上高9,740億円(前期比1.5%減)、営業利益1,200億円、最終利益851億円と、下方修正された。為替や原材料高を背景に減益見通しとなるが、中長期での中国拡大策が今後の持続的成長を支える構図だ。
この工場建設では、ユニ・チャームが資本参加比率で約40%超を出資するJIA PETSと共同で実施し、総工費の約半分にあたる100億円以上を負担する見込みだ。生産から供給までの体制を強化し、巨大な中国ペットフード市場(日本の2倍以上の規模)において、生理用品や紙おむつと肩を並べる新たな収益の柱に育成する狙いだ。
2025年12月期決算予想は、売上高9,740億円(前期比1.5%減)、営業利益1,200億円、最終利益851億円と、下方修正された。為替や原材料高を背景に減益見通しとなるが、中長期での中国拡大策が今後の持続的成長を支える構図だ。