注目銘柄

    【5月米消費者物価指数】総合は前年比4.2%へ加速、コアは月次で予想下回る
    米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、総合が前年同月比4.2%上昇と、前回の3.8%から加速し、市場予想の4.2%と一致した。前月比では0.5%上昇となり、前回の0.6%から伸びは鈍化したが、こちらも予想通りの結果となった。

    変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.2%上昇にとどまり、前回の0.4%、予想の0.3%をいずれも下回った。前年同月比では2.9%上昇と、前回の2.8%からわずかに加速し、予想と一致した。

    総合指数の加速は、地政学リスクを背景としたエネルギー価格の急騰が主因とみられ、総合の前年比はおよそ3年ぶりの高水準となった。一方で基調的な物価の動きを示すコア指数の月次は鈍化しており、表面上の高インフレと、内需由来の物価圧力の落ち着きという、ねじれた構図が浮かび上がる。

    米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を3.50〜3.75%に据え置いており、市場では16〜17日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)でも据え置きとの見方が支配的だ。総合の4.2%は2%目標を大きく上回り、利下げ転換のハードルは依然として高いといえる。

株式情報更新 (6月10日)


会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方