注目銘柄

    ダウ工業株30種平均は4日続落、エヌビディアアームが高い
    Ticker Company Close (USD) Change Change (%)
    NVDA NVIDIA Corp. 192.57 +3.38 +1.79%
    AAPL Apple Inc. 254.04 –4.06 –1.57%
    MSFT Microsoft Corp. 522.40 –2.48 –0.47%
    GOOG Alphabet Inc. 242.21 –3.31 –1.35%
    AMZN Amazon.com Inc. 227.74 +2.52 +1.12%
    TSLA Tesla Inc. 435.54 –3.13 –0.71%
    QCOM Qualcomm, Inc. 165.66 –2.09 –1.24%
    META Meta Platforms Inc. 733.51 +15.56 +2.17%
    ORCL Oracle Corp. 296.96 +8.35 +2.89%
    ARM Arm Holdings plc 170.66 +3.85 +2.31%

    9日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は4日続落となった。市場では高値警戒感が強まり、景気先行きへの不透明感が再び意識された。新会計年度入り後もつなぎ予算が成立せず、米政府機関の一部閉鎖が9日も継続したことがリスク回避の動きを促した。

    政府閉鎖が長期化すれば経済成長を下押ししかねないとの見方がくすぶるなか、投資家心理は慎重姿勢に傾いた。特に、個人消費や雇用への影響が意識され、景気敏感株や金融株を中心に売りが先行した。

    一方で、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は講演で「労働市場の減速リスクに配慮すべき」と述べ、年内の追加利下げを支持する考えを示した。この発言を受け、金利先物市場では利下げ観測がやや強まったものの、株式相場全体を押し上げるには至らなかった。インフレ鈍化が確認されるには時間がかかるとの見方も残り、上値は重かった。

    ハイテク株ではエヌビディアが堅調だった。米政府がアラブ首長国連邦(UAE)への半導体輸出を承認したと伝わり、供給先拡大への期待が高まった。AI関連需要の底堅さも相まって買いが入った。ただ、他の大型ハイテク株はまちまちで、相場全体の支援にはつながらなかった。

株式情報更新 (12月7日)


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