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(9984) ソフトバンクグループ 投資損益好転で第1四半期は最終黒字転換
(9984)ソフトバンクグループの2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比7%増の1兆8,203億円となった。最終損益(親会社株主に帰属する四半期利益)は5,641億円の黒字に転換し、前年同期の1,742億円の赤字から大幅な改善となった。
投資事業においては、NVIDIA株の評価益などが寄与し、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業もクーパンやSymboticなど主要投資先の株価上昇によって大きく利益を押し上げた。税引前利益も6,899億円と、前年同期(2,256億円)から2.1倍以上の水準となった。
一方、Tモバイル株の売却益やアリババ株評価損が重しとなったが、為替差益やアリババ関連のデリバティブ益がこれを補い、グループ全体として損益の質が向上している。
今期は引き続きAI関連や海外通信株の資産入れ替え、中長期成長への積極投資を継続。市場予想を上回る高水準の四半期利益となったことで、事業ポートフォリオの進化と財務基盤への信頼感が広がる。
資産合計は44兆8417億円。なお、OpenAI Globalへの最大300億ドルの出資計画が進行しており、第1四半期には初回100億ドルを拠出。自己株式も引き続き取得しており、今期は3303億円分を実行した。
投資事業においては、NVIDIA株の評価益などが寄与し、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業もクーパンやSymboticなど主要投資先の株価上昇によって大きく利益を押し上げた。税引前利益も6,899億円と、前年同期(2,256億円)から2.1倍以上の水準となった。
一方、Tモバイル株の売却益やアリババ株評価損が重しとなったが、為替差益やアリババ関連のデリバティブ益がこれを補い、グループ全体として損益の質が向上している。
今期は引き続きAI関連や海外通信株の資産入れ替え、中長期成長への積極投資を継続。市場予想を上回る高水準の四半期利益となったことで、事業ポートフォリオの進化と財務基盤への信頼感が広がる。
資産合計は44兆8417億円。なお、OpenAI Globalへの最大300億ドルの出資計画が進行しており、第1四半期には初回100億ドルを拠出。自己株式も引き続き取得しており、今期は3303億円分を実行した。