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(6368) オルガノ 上期経常を一転24%増益に上方修正・最高益、通期も増額
(6368)オルガノは2026年3月期第1四半期決算発表において、上期(4〜9月)経常利益予想を大幅に上方修正し、前年比24%増の148億円にすると発表した。従来計画の115億円から33億円の増額となり、過去最高益を更新する見通しだ。売上高も8.2%増の820億円(従来予想775億円)、親会社株主に帰属する中間純利益は97億円(前回予想75億円、前年比19%増)に引き上げられた。
主力の水処理エンジニアリング事業において、台湾を中心とした電子産業分野の大型案件受注が想定以上に早まったことに加え、海外でのプラント工事の進捗も順調に推移している。売上増とともに、原価低減や採算性の改善も利益押し上げ要因となった。
通期予想も引き上げられ、売上高は1,750億円(前年比7%増)、営業利益は340億円(同9%増)、経常利益は345億円(同9%増)、親会社株主に帰属する純利益は261億円(同8%増)といずれも増額・最高益予想となった。配当も1株当たり170円(前期比10円増)への増配を計画している。
オルガノは水処理エンジニアリング大手。半導体・液晶分野向け超純水プラントで高い競争力を持つ。生成AIやEVなど新産業の増加する半導体投資テーマが今後も成長を後押ししそうだ。円安や大型プロジェクトの前倒し進捗も業績を取り巻く追い風と言える。
主力の水処理エンジニアリング事業において、台湾を中心とした電子産業分野の大型案件受注が想定以上に早まったことに加え、海外でのプラント工事の進捗も順調に推移している。売上増とともに、原価低減や採算性の改善も利益押し上げ要因となった。
通期予想も引き上げられ、売上高は1,750億円(前年比7%増)、営業利益は340億円(同9%増)、経常利益は345億円(同9%増)、親会社株主に帰属する純利益は261億円(同8%増)といずれも増額・最高益予想となった。配当も1株当たり170円(前期比10円増)への増配を計画している。
オルガノは水処理エンジニアリング大手。半導体・液晶分野向け超純水プラントで高い競争力を持つ。生成AIやEVなど新産業の増加する半導体投資テーマが今後も成長を後押ししそうだ。円安や大型プロジェクトの前倒し進捗も業績を取り巻く追い風と言える。