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(6526) ソシオネクスト データセンター案件でV字回復への兆し
(6526)ソシオネクストに、次期以降のV字回復の兆しが見え始めている。けん引役となるのは、過去最大水準にまで積み上がった「先端分野」向けの受注だ。このなかには、米メタ向けと推察される北米データセンター案件が含まれており、2027年3月期の業績を大きく押し上げる見通しとなっている。
同社の先端品受注が急拡大した背景には、消費電力を抑えつつ演算性能に優れるカスタム半導体需要の高まりがある。自社開発のSoC(System on Chip)は、グローバルなデータセンター向け需要を獲得しつつあり、特にAIや生成AI用途の大規模な計算処理能力が求められる分野で強みを発揮している。
25年3月期時点で先端品の売上高比率は74%に達し、5年前の15%から大幅に上昇した。これは今後の本格的な売上・利益計上の先行指標であり、直近で受注した大型案件が中長期的な成長を支えることになる。
2025年3月期の決算は売上高1,885億円、営業利益250億円、純利益196億円と苦戦が続いたが、26年3月期には売上1,750億円、営業利益140億円、純利益105億円とさらなる減益を予想。ただ、先端分野の受注積み上がりと北米案件の進行を考慮すれば、27年3月期
同社の先端品受注が急拡大した背景には、消費電力を抑えつつ演算性能に優れるカスタム半導体需要の高まりがある。自社開発のSoC(System on Chip)は、グローバルなデータセンター向け需要を獲得しつつあり、特にAIや生成AI用途の大規模な計算処理能力が求められる分野で強みを発揮している。
25年3月期時点で先端品の売上高比率は74%に達し、5年前の15%から大幅に上昇した。これは今後の本格的な売上・利益計上の先行指標であり、直近で受注した大型案件が中長期的な成長を支えることになる。
2025年3月期の決算は売上高1,885億円、営業利益250億円、純利益196億円と苦戦が続いたが、26年3月期には売上1,750億円、営業利益140億円、純利益105億円とさらなる減益を予想。ただ、先端分野の受注積み上がりと北米案件の進行を考慮すれば、27年3月期