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    決算 2021/8/10 15:47
    (4004) レゾナック HD 中間期経常利益は502億円(前年は▲432億円) ナフサ要因による改善や昭和電工マテリアルズの連結化などが寄与
    昭和電工の2021年12月期第2四半期(1-6月)の経常利益は502億円となった(前年は▲432億円)。通期は8月3日に640億円から820億円に上方修正し、進捗率は61.2%となっている。石油化学のナフサ要因による大幅な改善や昭和電工マテリアルズの通期連結化などが寄与した。

    セグメント別では、石油化学の営業利益は116億円(前年は▲36億円)。ナフサ要因の大幅な改善や製品市況の上昇などが寄与した。

    化学品の営業利益は111.4%増の106億円。基礎化学品事業は液化アンモニアなどが増加。機能性化学品事業は国内、輸出の数量が増加。情報電子化学品事業は半導体業界向けに販売が増加した。

    エレクトロニクスの営業利益は192.8%増の51億円。ハードディスク事業はHDメディアがデータセンター、PC向けなどで増加。リチウムイオン電池材料事業は、車載・PC・モバイル向けLIB用アルミラミネート包材SPALFが増加。SiCエピタキシャルウェハー事業は小幅増収となった。

    無機セグメントの営業利益は62億円(前年は▲229億円)。黒鉛電極事業が世界的な鉄鋼需要の高まりで販売数量が増加した。

    昭和電工マテリアルズは126億円。半導体需要や自動車生産台数の回復で、半導体回路平坦化用研磨材料などの電子部品や銅張積層板などの配線板材料などが堅調に推移した。

    昭和電工の株価は0.49%安の3065円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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