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    決算 2020/8/12 15:45
    (4004) レゾナック HD 中間期経常利益は▲432億円 通期は▲550億円を計画する
    昭和電工の2020年12月期第2四半期(1-6月)の経常利益は▲432億円となった(前期は848億円)。黒鉛電極事業の数量減や市況低下による棚卸資産低価法による簿価切り下げの影響などで大幅減益となった。

    セグメント別では、化学品セグメントの営業利益は9.1%減の50億円。国内需要の軟化に伴う液化アンモニアの数量減やアクリロニトリルの市況低下、クロロプレンゴムの輸出数量減少などが影響した。

    エレクトロニクスセグメントの営業利益は86.6%増の17億円。ハードディスク事業でデータセンター向けの増加や化合物半導体事業での輸出数量増加、リチウムイオン電池材料事業でのタブレット・スマートフォン向け販売の増加などが寄与した。

    無機セグメントの営業利益は▲229億円(前期は718億円)。黒鉛電極事業で世界的な鉄鋼生産の鈍化と顧客在庫の取崩しによる需給軟化で減産を強化し、販売数量が大幅に減少した。

    2020年12月期の業績予想を発表し、経常利益は▲550億円とした。業績予想には日立化成の株式取得にかかる関連費用や黒鉛電極の販売減、ナフサ価格の変動による影響、新型コロナウイルスによる各事業への影響などを織り込んでいるとしている。

    昭和電工の株価は60円高の2366円で推移している。

株式情報更新 (5月4日)


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