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    決算 2026/5/11 15:36
    (9434) ソフトバンク 過去最高益更新、AI社会インフラ戦略が次の成長牽引
    ソフトバンク(9434)が2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比7.6%増の7兆387億円、営業利益は同5.4%増の1兆426億円と、いずれも過去最高を更新した。親会社の所有者に帰属する純利益は同4.7%増の5,508億円となり、中期経営計画で掲げていた目標5,430億円を上回って最終年度を締め括った。

    セグメント別では、ファイナンス事業が前期比107.1%増の863億円と突出した伸びを見せた。PayPayおよびPayPayカードが展開するQRコード決済・クレジットカードの取扱高拡大が主因だ。エンタープライズ事業も同13.0%増の1,924億円と堅調で、企業のデジタル化・AI活用需要を背景にクラウドAIソリューションが伸長した。一方、メディア・EC事業はアスクルのシステム障害の影響が響き、セグメント利益は184億円の減益となる2,404億円だった。

    来期(2027年3月期)の業績予想は、売上高7兆5,000億円(6.6%増)、営業利益1兆1,000億円(5.5%増)、親会社帰属純利益5,600億円(1.7%増)を見込む。同社は今期あわせて2027〜2031年3月期の新中期経営計画を発表し、成長戦略「Activate AI for Society」のもと、2031年3月期に連結営業利益1兆7,000億円、純利益7,000億円を目指す。AIインフラ・AIデータセンターへの積極投資を軸に据えた構造が鮮明だ。

    配当は当期の年間配当が1株あたり8.60円となり、来期は8.80円への増配を予定している。中期経営計画期間中も利益成長に連動した継続的な増配方針を示しており、株主還元姿勢は維持される。

株式情報更新 (5月14日)


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