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    米国株、反落 AI懸念と利食い売りで幅広く売られる市場
    米国時間2月19日は、IT・AI関連株の過熱感や利食い売りが強まり、幅広い銘柄に売り圧力が波及したことが最大の変動要因だ。地政学リスクとウォルマート見通しの失望も重荷となった。
    ダウ平均とナスダックはともに反落して引けた。

    NYダウ平均 49,395.16(-267.50)
    ナスダック 22,682.73(-70.91)

    米国時間2月19日の株式市場は下落となり、主要指数は調整色の強い展開で取引を終えた。投資家は過去の上昇で利益確定の動きを強めたほか、人工知能分野に対する懸念が重荷になり、テクノロジー株全般に売りが出た。

    セクター別では、情報技術や通信サービスが相対的に弱く、ハイテク株の下落が指数全体の重荷となった。プライベートクレジットやファイナンス関連でも資産売却や懸念が嫌気され、一部銘柄は大きく値を下げた。この日、地政学的リスクへの警戒も足を引っ張った。

    個別では、ウォルマートが見通しの弱さから売られ、米国小売を代表する大型株として市場全体に重圧を与えた。また、Booking Holdings(ブッキング・ホールディングス)の株価下落もナスダックの重荷となった。半導体クラウド関連株も上値の重さが続き、ナスダックの下落圧力となった。

    一方、原油価格上昇を背景に一部エネルギー株には買いが入り、ディア(建設機械大手)が強い決算を受けて株価を伸ばした。エネルギーや資本財は相対的に堅調だったものの、全体の売り圧力を打ち消すほどの勢いはなかった。

    この日は主要経済指標の新規発表や要人による市場を一変させる発言は確認されておらず、投資家の関心は企業業績やAI評価の再検証に向かっている。

    ダウ構成銘柄では、ウォルマートが前日比で2%以上の下落となり、指数へのマイナス寄与が目立った。 同社の見通しが市場予想を下回ったことから、大型株としての重みがダウ平均の反落を強めた。反対に、エネルギー株の一角には押し目買いが入り、相対的に下支えしたが指数全体の勢いにはつながらなかった。

    総じて2月19日の米国株式市場は、利食い売りとAI関連株への懸念が重なり、幅広い銘柄に売り圧力が強まる調整局面となった。今後は企業決算やインフレ・金融政策の材料が相場の方向性を左右する可能性が高い。

株式情報更新 (2月19日)


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