注目銘柄
2025/11/11 15:41
(9984) ソフトバンクグループ 26年3月期中間期は最終利益3.3兆円 アーム好調で投資益急拡大
(9984)ソフトバンクグループの2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月期)連結決算は、純利益が前年同期比168%増の3兆3203億円となった。売上高は3兆7368億円(同7.7%増)、営業利益に相当する税引前利益は3兆6864億円(同152%増)と大幅な増益だった。
投資事業のうち、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資損益は3兆4154億円と約5倍に拡大。生成AI(人工知能)関連投資や保有株の評価益が利益を押し上げた。一方、持株会社投資事業の投資損益はアリババやTモバイル株の評価損を計上し、3639億円と前年から大きく減少した。
財務面では有利子負債の削減と自己株式取得が進み、資本合計は前期末比で2兆9000億円増の16兆8600億円。自己株買いは当期中に総額932億円、翌10月末に4203万株を消却した。
配当は中間で1株22円を実施済み。12月末を基準日に1株を4株に分割し、個人投資家の参入促進を図る。キャッシュフローでは営業活動による収支がマイナス1199億円と前年から悪化したが、投資活動では売却益が膨らみ、全体では現金残高が4980億円に増加した。
通期見通しについては「不確定要素が多く、業績予想の公表を控える」としており、AI・半導体関連の市況動向が今後の収益を左右する見通しだ。
投資事業のうち、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資損益は3兆4154億円と約5倍に拡大。生成AI(人工知能)関連投資や保有株の評価益が利益を押し上げた。一方、持株会社投資事業の投資損益はアリババやTモバイル株の評価損を計上し、3639億円と前年から大きく減少した。
財務面では有利子負債の削減と自己株式取得が進み、資本合計は前期末比で2兆9000億円増の16兆8600億円。自己株買いは当期中に総額932億円、翌10月末に4203万株を消却した。
配当は中間で1株22円を実施済み。12月末を基準日に1株を4株に分割し、個人投資家の参入促進を図る。キャッシュフローでは営業活動による収支がマイナス1199億円と前年から悪化したが、投資活動では売却益が膨らみ、全体では現金残高が4980億円に増加した。
通期見通しについては「不確定要素が多く、業績予想の公表を控える」としており、AI・半導体関連の市況動向が今後の収益を左右する見通しだ。

