注目銘柄
2025/10/9 09:36
(8601)大和証券グループ本社は、人工知能(AI)技術を手掛けるサカナAIと業務提携し、個人投資家ごとに最適化した運用提案を行う新サービスを始める。AIが投資行動や資産状況を解析し、リスク許容度に応じたポートフォリオを提示する仕組みで、若年層を中心とする新たな顧客層の開拓を狙う。証券各社が相次いでAIを活用する中、大和証券はリテール戦略の高度化を進め、顧客接点のデジタル変革を一段と加速させる。
同社の2025年3月期連結決算は、営業収益1兆3,720億円、営業利益1,667億円、当期利益1,544億円だった。株式市場の活況を背景に、引受や委託売買などが好調に推移した。一方、2026年3月期は営業収益1兆2,800億円、営業利益1,550億円、当期利益1,455億円を予想しており、やや保守的な見通しを示している。前期比では減収減益計画だが、引き続き高水準の収益を維持する見込みだ。
株主還元では、2025年3月期に1株あたり56円を配当し、前期の44円から増配した。今期(2026年3月期)は44〜48円を予定しており、安定配当を重視する姿勢を崩していない。自己資本比率も高水準を保ち、財務基盤は堅固だ。
同社の2025年3月期連結決算は、営業収益1兆3,720億円、営業利益1,667億円、当期利益1,544億円だった。株式市場の活況を背景に、引受や委託売買などが好調に推移した。一方、2026年3月期は営業収益1兆2,800億円、営業利益1,550億円、当期利益1,455億円を予想しており、やや保守的な見通しを示している。前期比では減収減益計画だが、引き続き高水準の収益を維持する見込みだ。
株主還元では、2025年3月期に1株あたり56円を配当し、前期の44円から増配した。今期(2026年3月期)は44〜48円を予定しており、安定配当を重視する姿勢を崩していない。自己資本比率も高水準を保ち、財務基盤は堅固だ。

