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(6976) 太陽誘電 150℃対応車載用高温パワーインダクタ「LCXN_Tシリーズ」を量産開始
(6976)太陽誘電は、AEC-Q200に対応した巻線フェライト系パワーインダクタ「LCXN_Tシリーズ」を商品化し、2025年7月から海外子会社にて量産を開始した。このシリーズはスリーブレス構造を採用し、従来品の使用温度上限125℃から150℃へと拡大した点が最大の特徴だ。
自動車電子機器の高密度実装化により部品の発熱や熱的なストレスが増大している中、高温環境下で安定動作できる部品のニーズは高まっている。特にDC-DCコンバータをはじめとする電源回路では、高信頼かつ小型のパワーインダクタ需要が拡大しており、熱耐性強化は不可欠となっている。
LCXN_Tシリーズは3mm角および4mm角サイズのラインアップを揃え、フレームレス構造により小型化と高信頼性を両立させている。サンプル価格は1個あたり50円で、設計自由度の向上を通じて車載電子設計への貢献が期待される。
2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)は、売上高が848.1億円(前年同期比4.5%増)、営業利益が314.2億円(同19.4%増)と増収・増益を確保した。ただし、為替差損の影響などで経常利益と最終損益は大幅な悪化となり、最終では8.7億円の赤字に転落した。
自動車電子機器の高密度実装化により部品の発熱や熱的なストレスが増大している中、高温環境下で安定動作できる部品のニーズは高まっている。特にDC-DCコンバータをはじめとする電源回路では、高信頼かつ小型のパワーインダクタ需要が拡大しており、熱耐性強化は不可欠となっている。
LCXN_Tシリーズは3mm角および4mm角サイズのラインアップを揃え、フレームレス構造により小型化と高信頼性を両立させている。サンプル価格は1個あたり50円で、設計自由度の向上を通じて車載電子設計への貢献が期待される。
2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)は、売上高が848.1億円(前年同期比4.5%増)、営業利益が314.2億円(同19.4%増)と増収・増益を確保した。ただし、為替差損の影響などで経常利益と最終損益は大幅な悪化となり、最終では8.7億円の赤字に転落した。