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    決算 2020/6/1 08:00
    (7634) 星医療酸器 手術の技術進歩により医療用ガスの酸素使用量が減少
    前3月期売上は0.5%増の108億円、営業利益は20.1%減の10億円、純利益は15.6%減の7億円となった。医療用ガスについては、新型コロナ肺炎による人工呼吸器の使用で増加すると思われたが、手術の技術進歩により酸素の使用量が減少、医療機関の減少などで、売上は0.5%減の33億円、営業利益は48.9%減の1億9300万円となっている。配送コストや製品価格値下げが影響した。在宅医療の持続陽圧呼吸療法と人工呼吸器は好調で、オンライン診療システムの提供も始め、売上は3.2%増の45億円となったが、営業利益は10.9%減の5億7800億円となった。

    今期売上は3.0%増の112億円、営業利益は24.3%増の12億円、純利益は19.8%増の8億8000万円を計画する。政府は新型コロナの感染拡大第二波に備え、米GM製の人工呼吸器を輸入することとなったが、足元では非常事態宣言を解除するほど、人工呼吸器の需要は減少しているはずで、医療用ガスの需要も下火と見られる。

株式情報更新 (4月30日)


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