(8002) 丸紅 売上、営業利益は従来予想を据え置いたが、固定資産の減損損失で純利益を2200億円から1100億円へ下方修正した。原油価格の下落や開発コストの増加で油田関連の損失が950億円、銅価格の下落でチリの鉱山関連が100億円、
石炭価格下落で豪州関連が50億円。さらにガビロンの事業計画未達でのれん代の損失が500億円。税効果を400億円見込んでも、1200億円の減損損失となる。 国分社長は一過性の損失で、来年度以降の懸念材料はないと強調している。商社の相場を占う上で、悪材料出尽くしとなるか、資源市況の悪