株テーマ:マイクロンの関連銘柄
マイクロン関連株。
経済産業省は、2025年9月に米マイクロン・テクノロジーの広島工場の設備投資や研究開発に最大5360億円を支援すると発表し、株テーマランキングで「マイクロン関連株」が急上昇した。マイクロンは、2029年度までに最先端半導体の量産に向け、1.5兆円を投資する計画。経済産業省は、生産ラインへの設備投資のうち、3分の1にあたる5000億円を補助。また、消費電力が少なく、高速かつ大容量でデータ処理ができる半導体メモリーDRAMの開発に必要な費用の2分の1にあたる360億円を補助する。支援期間は2029年度までで、データセンター向けのGPUや自動運転などでの採用を見込む。
高速DRAM「HBM」をめぐり、マイクロンテクノロジー)が先行する韓国SKハイニックスと韓国サムスン電子を猛追している。HBMの次世代品「HBM3E」型の量産を始めたと2024年2月26日に発表した。エヌビディアの最新GPU「H200 Tensor Core GPU」への採用が決まり、GPUは2024年4~6月に供給が始まる。
経産省はマイクロンの広島工場に最大およそ465億円の補助を決めていたが、最大1920億円を補助する。マイクロンは25年から極端紫外線(EUV)の露光装置を導入して最先端のメモリーを生産する予定。
マイクロンテクノロジーは、今後20年以上をかけてニューヨーク州で大型工場を建設するために、最大で1,000億ドルの投資を行うと発表。その第1段階として、2020年代末までに200億ドルを投資するとしている。
向こう10年をかけて先端DRAMメモリ生産量全体に占める米国産の割合を40%まで引き上げる戦略。2024年から建設に着手し、2020年代後半から稼働する予定だ。
ジャパンマテリアルは、特殊ガスや超純水、薬液などの管理業務サービスを実施し、取引先の8割強が国内工場で、最大顧客であるキオクシア(旧東芝メモリ)をはじめTSMC熊本、マイクロン広島、ソニーなどへ供給している。