株テーマ:動画配信の関連銘柄

定額で映画やテレビドラマ、アニメなどが見放題の動画配信サービスは、世界最大手のネットフリックス、アマゾンプライム、HuLuなど、米国勢の上陸で市場が拡大している。国内勢ではサイバーエージェントが積極投資するAbemaTVやKADOKAWAが運営するニコニコ動画、アニメ系ではドコモとKADOKAWAが運営するdアニメストアやバンダイチャンネルなどがある。

英DAZNはスポーツ専門チャンネル。ぴあはアーティストなどのコンサートや舞台、トークイベントなどの動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」、DeNAはアーティストやアイドル、タレントなどのライブ配信が視聴できる「SHOWROOM」を運営(DeNAは2020年6月に一部株式を売却し、持分法適用会社に)。

DVDをレンタルする時代から、スマホで簡単に視聴できるライフスタイルに変わり、スマホ経由で大画面テレビで視聴できることから、市場はさらに拡大しそうだ。

また、NTTはソニーとスポーツや音楽などのライブイベントの遠隔観戦を熱狂させる「観戦アシストシステム」の開発を進めるなど、視聴から体験に進化させる動きもある。

2017年末の有料動画サービス利用者は1440万人で、2020年には2000万人を突破する見込みとなっている。楽天は韓国ドラマ中心に運営するRakuten TVやレシピ動画、サッカーコンテンツを軸としたグローバル配信サービス「Rakuten Sports」を提供。USEN-NEXTは12万本以上のコンテンツを揃えている。

KDDIは米動画配信大手のネットフリックスと提携する。ソフトバンクに続く提携で、ネットフリックスの会費を組み込み大容量で割安な料金プランを提供する。KDDIは自社動画配信サービス「ビデオパス」、NTTドコモも「dTV」を運営しているが、世界ではネットフリックスが群を抜く存在。


KADOKAWA傘下のドワンゴはVR(仮想現実)を成長分野と位置づけ、動画配信サービスを強化する。19年3月期の黒字転換を目指し、ニコニコ動画の頭打ちを打開する計画。Jストリームは企業向け動画配信サービスを提供し、テレビ朝日の「テレ朝動画」に採用された。ネットで安定的に配信する「マルチCDN」が評価されている。

GameWithは、eスポーツ系タイトルでの実況プレイの動画配信需要が伸びており、eスポーツチームと連携し動画配信事業を拡充する。

NTTは、スポーツや音楽などのライブイベントを自宅などからの遠隔観戦の熱狂を向上させる「観戦アシストシステム」を開発する。ソニーと共同研究を進め、2022年度中の実用化を目指す。

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