注目銘柄

    決算 2026/5/11 15:36
    (6768) タムラ製作所 構造改革コストを先行計上、売上高は過去最高も最終損失に
    タムラ製作所(6768)が2026年5月11日に発表した2026年3月期の連結業績は、売上高が1,235億円(前期比8.3%増)と過去最高を更新した。営業利益は52億円(同1.8%増)と増収増益となった一方、経常利益は48億円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純損益は13億85百万円の損失(前期は27億82百万円の利益)となった。

    最終損失に転落した直接の要因は、中期経営計画に基づく体質改善策の一環として、拠点再編に伴う関係会社整理損や事業整理損失引当金繰入額、転身支援制度特別措置にかかる特別退職金など、合計36億62百万円の特別損失を当期に集中計上したことによる。

    事業別では、電子部品関連事業の売上高が815億円(前期比6.2%増)となり、米国のAIデータセンター向けPDU・UPS用大型トランス・リアクタの旺盛な需要が業績をけん引した。電子化学実装関連事業は399億円(同15.5%増)と大幅な増収を確保した。一方、情報機器関連事業は放送業界の厳しい設備投資環境が続き、21億円(同25.4%減)と落ち込んだ。同事業は2026年10月に第三者へ譲渡する予定だ。

    2027年3月期の業績予想は、売上高1,300億円(前期比5.2%増)、営業利益56億円(同5.9%増)、経常利益49億円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益45億円を見込む。当期に一過性費用を前倒し計上したことで、来期以降の収益構造の転換を図る。配当は年間16円(前期13円)への増配を予想している。
    株テーマ

株式情報更新 (5月14日)


会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方