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    米国株、急落 AI懸念再燃とハイテク売りで幅広い下げ
    人工知能(AI)関連銘柄への警戒感が再燃し、ハイテク株を中心に売りが加速したことがこの日の最大の変動要因だ。
    成長株からの資金流出が広がり、主要指数は大幅安となった。

    NYダウ平均 49,451.98(-669.42)
    ナスダック 22,597.15(-469.32)

    2月12日の米国株式市場は急落した。とりわけナスダックは2%を超える下落となり、AI関連銘柄の失速が指数を押し下げた。ダウ平均も669ドル安と大幅反落し、投資家心理は急速に冷え込んだ。

    セクター別では、情報技術・通信サービスが全面安となった。クラウド半導体などAI関連分野への過度な期待に対する調整色が強まり、利益確定売りが膨らんだ。

    個別では、シスコシステムズが収益性見通しの弱さを受けて急落し、指数の重荷となった。さらに、モバイル広告関連のアップラビンは決算内容を嫌気され約20%の大幅安となり、成長株全体に波及した。半導体分野でも、エヌビディアや**アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)**が軟調に推移し、ナスダックを押し下げた。

    一方で、生活必需品や公益などのディフェンシブ株は相対的に下げが小さかったものの、売りが広範囲に広がり全面安に近い地合いだった。投資家は安全資産である米国債に資金を移し、長期金利は低下した。

    この日は市場を大きく動かす新規経済指標の発表はなかったが、AI関連投資の持続性や企業収益への影響に対する懸念が強まり、リスク回避姿勢が鮮明となった。今後発表されるインフレ指標や企業決算が、市場の方向性を左右する材料となる。

    ダウ構成銘柄では、セールスフォースやシスコシステムズといったテクノロジー関連銘柄が2%を超える下落となり、指数へのマイナス寄与が大きかった。価格加重型であるダウ平均において、これら主力銘柄の下落が急落を決定づけた。

    総じて2月12日の米国株式市場は、AIテーマの過熱修正が一気に進み、ハイテク株主導で相場が崩れた一日だった。市場は再びバリュエーションと業績の実態を見極める局面に入りつつある。

株式情報更新 (2月12日)


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