注目銘柄

    注目銘柄 2026/1/10 07:00
    (9984) ソフトバンクグループ オープンAIと米AIインフラで連携深化
    SBエナジー増資と超大型データセンター計画が始動

    (9984)ソフトバンクグループは、OpenAIが9日、同社傘下の米発電会社SB Energyに5億ドルを出資すると発表した。ソフトバンクグループも同額の5億ドルを追加出資し、SBエナジーの資本基盤を大幅に強化する。オープンAIとSBGは、AI向けデータセンターを共同で開発・運営する体制を構築する。

    今回の取り組みは、オープンAIとソフトバンクグループが推進する総額5000億ドル規模の米国AIインフラ整備構想「スターゲート」の一環だ。SBエナジーは同計画において、オープンAIが使用するデータセンターの建設・運営に加え、安定的な電力供給を担う中核的な役割を果たす。増資により、大規模設備投資を伴う事業拡大が可能となる。

    具体策として、オープンAIはSBエナジーが米南部テキサス州ミラム郡に建設するデータセンターをリースで借りる契約を締結した。電力容量は1.2ギガワットと、原子力発電所1基分に相当する超大型施設で、2026年内から段階的に稼働を始める計画だ。同拠点では、発電施設の併設も予定されており、電力供給の安定性とコスト競争力を両立させる狙いがある。

    SBエナジーは、太陽光発電や蓄電事業を主力とするソフトバンクグループの米子会社で、近年はデータセンターの建設・運営分野へ事業領域を広げている。株主にはSBGのほか、米投資ファンド大手のAres Managementも名を連ね、同社も今回新たに8億ドルを追加拠出した。

    AI需要の拡大に伴い、演算能力だけでなく電力とインフラの確保が競争力を左右する局面に入っている。ソフトバンクグループは、AI開発から電力・施設までを一体で押さえる戦略を鮮明にし、スターゲート構想の実現性を高めつつある。今後は、巨額投資が収益化に結びつくかが株価評価の焦点となりそうだ。

株式情報更新 (1月11日)


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