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(7203) トヨタ自動車 8月世界販売2.2%増、8カ月連続で前年超え
(7203)トヨタ自動車が発表した8月の世界販売台数は、前年同月比2.2%増の84万4963台となり、8カ月連続で前年実績を上回った。米国での販売好調が全体を牽引し、海外販売は4.4%増の74万8694台と8月として過去最高を記録した。世界生産台数も4.9%増の74万4176台で、3カ月連続の前年超えとなった。
地域別では米国が13.6%増の22万5367台と大幅な伸びを見せ、前年のリコール影響からの生産回復やハイブリッド車の堅調な販売が貢献した。中国は0.9%増の15万3415台、欧州も4.8%増の7万6501台と堅調な推移だ。一方、国内販売は12.1%減の9万6269台で、カムチャツカ地震による工場稼働停止が響いた。
2026年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高は前期比1.0%増の48兆5000億円、営業利益は同33.3%減の3兆2000億円、最終利益は同44.2%減の2兆6600億円となる見通しだ。米国の自動車・部品への関税強化が営業利益ベースで約1兆4000億円の減益要因となり、円高の影響も収益を圧迫している。期初の想定為替レートは1ドル=145円前後。ハイブリッド車の世界販売が堅調に推移する一方、米国向けのコスト負担増が大きく響く。
地域別では米国が13.6%増の22万5367台と大幅な伸びを見せ、前年のリコール影響からの生産回復やハイブリッド車の堅調な販売が貢献した。中国は0.9%増の15万3415台、欧州も4.8%増の7万6501台と堅調な推移だ。一方、国内販売は12.1%減の9万6269台で、カムチャツカ地震による工場稼働停止が響いた。
2026年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高は前期比1.0%増の48兆5000億円、営業利益は同33.3%減の3兆2000億円、最終利益は同44.2%減の2兆6600億円となる見通しだ。米国の自動車・部品への関税強化が営業利益ベースで約1兆4000億円の減益要因となり、円高の影響も収益を圧迫している。期初の想定為替レートは1ドル=145円前後。ハイブリッド車の世界販売が堅調に推移する一方、米国向けのコスト負担増が大きく響く。