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(7011) 三菱重工業 関西電力の原発調査受け反発、3720円目指す強気展開
(7011)三菱重工業の株価が反発に転じている。関西電力が福井県高浜町において原子力発電所の建設調査を開始すると報じられたことで、三菱重工業の次世代型原子炉「SRZ-1200」が候補と見られ、思惑買いが広がった。これまで同社株は、原発関連事業の将来性が不透明とされ調整色が強まっていたが、脱炭素とエネルギー安定供給を背景に再評価の機運が高まっている。
同社は、加圧水型軽水炉(PWR)の開発実績を有し、国内外の原子力プラントにおける中核的な存在だ。今回の建設調査報道は、エネルギー基本計画に基づく新増設の動きを象徴するものであり、政府の後押しも期待される状況にある。
株価は一時3200円台まで下落していたが、日足チャートでは一目均衡表の「雲」の下限付近で下げ止まり、抵抗感を示している。雲の上抜けが確認されれば、年初来高値である3720円を意識した上昇局面が視野に入るとみられる。
2025年度業績見通しは、売上収益5兆4,000億円、事業利益4,200億円、最終利益2,600億円と増収増益を予想し、収益性のさらなる向上が見込まれている。防衛・航空宇宙やエネルギーインフラ関連の受注増加が業績を支えており、原子力事業が再び成長ドライバーとなれば、さらなる上振れも期待されよう。
同社は、加圧水型軽水炉(PWR)の開発実績を有し、国内外の原子力プラントにおける中核的な存在だ。今回の建設調査報道は、エネルギー基本計画に基づく新増設の動きを象徴するものであり、政府の後押しも期待される状況にある。
株価は一時3200円台まで下落していたが、日足チャートでは一目均衡表の「雲」の下限付近で下げ止まり、抵抗感を示している。雲の上抜けが確認されれば、年初来高値である3720円を意識した上昇局面が視野に入るとみられる。
2025年度業績見通しは、売上収益5兆4,000億円、事業利益4,200億円、最終利益2,600億円と増収増益を予想し、収益性のさらなる向上が見込まれている。防衛・航空宇宙やエネルギーインフラ関連の受注増加が業績を支えており、原子力事業が再び成長ドライバーとなれば、さらなる上振れも期待されよう。