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(6702) 富士通 米ロッキード・マーチンとイージス艦向けレーダー部品供給で提携
(6702)富士通は、米国防大手のロッキード・マーチンとイージス艦向けのレーダー部品に関する覚書を締結した。防衛省が導入を進める次期イージス・システム搭載艦向けに、富士通の半導体技術や電子部品が供給される見通しだ。
富士通はこれまで、国産防衛装備向けに高度な半導体や電子部品を提供してきた実績を持ち、今回の提携により、米国のレーダーシステム「SPY-7」に搭載される高周波部品などの分野で技術貢献を図る。今後、日本国内での部品製造・供給体制を確立し、安全保障と経済安全保障の両面で連携を強化する構えだ。
SPY-7はすでにイージス艦2隻への搭載が決定しており、2027年と2028年に1隻ずつ装備される計画だ。富士通が担当する電源供給部品は、1隻あたり120個で構成される。初回納入分はロッキード・マーチン製が使用されるが、交換用部品については富士通が供給する予定だ。
富士通は従来、小型レーダーや情報通信システムを中心に防衛関連事業を展開してきたが、今回の大型案件参画で事業領域を拡大する。契約および発注は2025年後半に予定されている。
富士通はこれまで、国産防衛装備向けに高度な半導体や電子部品を提供してきた実績を持ち、今回の提携により、米国のレーダーシステム「SPY-7」に搭載される高周波部品などの分野で技術貢献を図る。今後、日本国内での部品製造・供給体制を確立し、安全保障と経済安全保障の両面で連携を強化する構えだ。
SPY-7はすでにイージス艦2隻への搭載が決定しており、2027年と2028年に1隻ずつ装備される計画だ。富士通が担当する電源供給部品は、1隻あたり120個で構成される。初回納入分はロッキード・マーチン製が使用されるが、交換用部品については富士通が供給する予定だ。
富士通は従来、小型レーダーや情報通信システムを中心に防衛関連事業を展開してきたが、今回の大型案件参画で事業領域を拡大する。契約および発注は2025年後半に予定されている。