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    2023/10/26 10:17
    (5471) 大同特殊鋼 人工骨用チタン量産開始
    大同特殊鋼は、人工骨用チタン合金「Ti-15Mo(ASTMF2066)」の量産製造を国内メーカーとして初めて実現し、2023年10月より海外主要顧客へ本格的に量産販売を開始したと発表した。Ti-15Moは、骨に近いしなやかさをもつチタン合金で、骨の治癒力を向上させる効果が期待されている。また、強度が高く、耐久性にも優れている。医療用チタンの世界シェアを現状の10%から30年に20%にすることを目指している。

    大同特殊鋼は、モリブデンの溶け残りを改善するために先進的溶解技術であるLIF炉(浮遊誘導溶解炉)を導入したことで、国内メーカーで初めてTi-15Moの量産製造を実現した。

    人工骨用チタン合金「Ti-15Mo」の特徴は、骨に近いしなやかさをもち、
    強度が高く、耐久性にも優れているほか、生体適合性が高い。Ti-15Moは、骨の治癒力を向上させる効果が期待されている。また、強度が高く、耐久性にも優れているため、人工骨の寿命延長にも貢献する。さらに、生体適合性が高いため、体内に埋め込んでも安全に使用できる。

株式情報更新 (5月4日)


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