ヒューリックは、千葉県成田市において、国際航空貨物対応の大型物流施設（国際航空貨物コンビナート）を開発する。成田国際空港Ｃ滑走路の完成時期（2029年3月末予定）に合わせての稼働を目指す。経済安全保障上の観点からもサプライチェーンの国内回帰が見込まれる中、半導体関連の精密機器・自動車部品・医薬品・高級食材等の輸出や成長著しい国際 e コマースの拠点としての役割を担う施設とする。既に取得済みである開発予定地（約45ha）は、北千葉道路の整備により、成田国際空港とのアクセス性向上が見込まれている。

物流倉庫4棟や検疫・通関の機能を担う施設1棟の建設に約1000億円を投じる。北千葉道路の延伸が完了すれば、施設から空港まで車で約10分の輸送が可能となり、成田国際空港会社との連携を目指す。