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    2022/11/4 10:46
    (5201) AGC 天然ガスや電力等の原燃材料価格高止まりで下方修正
    1-9月売上は21.5%増の1兆4988億円、営業利益は2.5%増の1520億円、純利益は23.7%減の987億円となった。ライフサイエンス、フッ素関連製品、電子部材、建築用ガラスの出荷増加と円安により、売上は過去最高となったが、前年同期に北米建築用ガラス事業譲渡益を計上したため、減益となっている。自動車用ガラスは、半導体を含む部品供給不足の影響の緩和を受け、出荷が増加・価格改定効果が発現し始めるも、原燃材料価格の更なる上昇の影響を受けている。建築用ガラスは日本・アジアで出荷が増加したが、同じく原燃材料高の影響を受けている。

    12月通期売上は2兆0500億円で据え置いたが、営業利益は2300億円から1900億円、純利益は1200億円から920億円へ下方修正した。東南アジアにおける塩化ビニル樹脂の販売価格の下落や液晶用ガラス基板の出荷減少に加え、天然ガスや電力等の原燃材料価格高止まりの影響が残る模様。

株式情報更新 (5月2日)


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