ＫＡＤＯＫＡＷＡ子会社のフロム・ソフトウェアに、中国テンセント子会社のSixjoy（シックスジョイ）とソニー・インタラクティブエンタテインメント（ＳＩＥ）が出資する。調達額は360億円で、出資比率はＫＡＤＯＫＡＷＡが69.66％、シックスジョイが16.25％、ＳＩＥが14.09％になる。シックスジョイは、モバイルゲームのライセンスと販売を手掛け、ＳＩＥは、プレステ５などの開発を担当している。

ＫＡＤＯＫＡＷＡは、2021年2月にソニーとの長期的な関係強化、アニメ・ゲーム分野における新規ＩＰの創出及び既存ＩＰの活用最大化を目的として、ソニーを割当先とする第三者割当増資を実施。さらに2021年10月にはシックスジョイおよびテンセントとアニメ・ゲーム分野での両社共同の取組強化を目的に資本業務提携を締結していた。世界市場でのメディアミックス戦略の強化とユーザー層の拡大を図る目的。