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    2022/6/27 10:41
    (3407) 旭化成 25年から水素製造装置の受注を開始
    旭化成は25年から水素製造装置の受注を始める。1ユニットあたりの最大出力が10メガワットと世界最大級の装置の実証実験を実施しており、これを商用化する。水を電気分解して水素を作る方式の装置で、燃料電池車(FCV)を1日あたり850台充填できる量の水素を製造できる。旭化成は、食塩電解システムを世界30カ国で展開しており、世界トップの技術を水電解装置へ応用する。出力1キロワットあたり20万円とされる製造装置価格を30年に5万円に下げ、水素価格を現在の3分の1程度に抑える。

    国が目標としている水素価格と同等となり、普及に期待がかかる。グリーン水素の大規模生産は、再エネコストの安い欧州や中東、豪州などが優位で、世界的な水素供給国を目指している。グリーン水素は再生可能エネルギーの貯蔵が出来、ガスを代替する手段として注目されている。

株式情報更新 (5月4日)


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