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    上方修正 2021/2/3 13:43
    (4188) 三菱ケミカルグループ 通期営業利益を475%上方修正 自動車向けやMMAの市況上昇などが寄与
    三菱ケミカルホールディングスは通期営業利益を40億円から230億円と475%上方修正した。自動車用途を中心とした需要回復やMMA等の市況上昇などが寄与する見通し。

    また、2021年3月期第3四半期(4-12月)の営業利益は99.5%減の7.28億円となった。4-9月の▲281億円から改善した。ヘルスケアでニューロダーム社のパーキンソン病治療薬で減損損失を計上した一方、自動車用とを中心に需要が回復し、ヘルスケアを除く全てのセグメントが増加した。

    セグメント別では、機能商品のコア営業利益は25.4%減の399億円で4-9月の46.3%減から改善した。自動車用途を中心に需要が低迷し販売が減少したとしている一方、利益は改善した。

    ケミカルズのコア営業利益は▲59億円で4-9月の▲146億円から改善した。MMAモノマーの市況上昇などがみられる。

    産業ガスのコア営業利益は11.4%減の589億円で4-9月の19.6%減から改善した。エレクトロニクス関連向けガスが堅調に推移した

    ヘルスケアのコア営業利益は1.8%増の224億円で4-9月の30%増から減少した。薬価改定の影響で国内医療用医薬品の減少などが影響した。

    三菱ケミカルホールディングスの株価は11.4円高の749.8円で推移している。

株式情報更新 (4月18日)


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