9月中間期売上は5.4％増の687億円、営業利益は4.1倍の209億円、純利益は3倍の191億円となった。純利益の市場予想は128億円程度と見られており、大幅増益を好感している。巣ごもり需要でゲーム事業売上は13.4％増の466億円、営業利益は60.1％増の110億円となった。スポーツ事情はプロ野球の無観客試合の影響で売上は59.5％減の66億円、営業損失は10億円の赤字となったが、段階的な観客上限緩和で、回復の兆しが出ている。ライブストリーミング事業売上は3倍の115億円と伸びが大きく、営業利益は23億円の黒字に転換した。

SHOWROOMの保有株式売却益78億円も利益を押し上げた。3ヶ月ぶりの保ち合い放れで次の目標は2200円あたりとなりそうだが、新事業のヘルスケアでも存在感が増しそうで、業績回復は続きそうだ。